メーカー勤務サラリーマン → 大学院再受験

こんにちは、ゆみです。

本記事ではメーカー勤務だった私が大学院を再受験するまでの記録をつけたいと思います。

 

 

✔️メーカーでの仕事

 

私は大学院(修士)卒業以来、食品メーカーで研究職として勤務していました。

修士の研究とメーカーでの研究内容は全く関係ありませんでしたが、

会社も研究室と同じく牧歌的な雰囲気でとても楽しく仕事をしていました。

三年目を迎えた頃、裁量権も大きくなってきた仕事に目立った不満はありませんでしたが、

やはりビジネスになる研究なので、基礎まで深く掘り込めない・・・という点で

理系研究者としてはもやもやすることが増えていました。

「ほどほどに楽しい毎日で安定もしてるけど、これでいいのかなあ・・・」

 

 

✔️立ち止まって人生を考えるきっかけ

 

そんな三年目のあるとき、私は家族と友人を立て続けに喪いました。

そのショックで体調を崩し、会社を休職しました。

 

休職中、色々と考える中で、大切な人のお見舞いにも限られた回数しか行けず、

死に目にも会えなかったことの原因である

「仕事の都合」という言葉に自分の中で折り合いがついていないことに気づきました。

 

今の仕事も嫌でないけれど、もっとやりがいを感じることを仕事にしなければ、

私は誰かが亡くなるたびに同じショックを繰り返すかもしれないと思ったのです。

 

「もっとやりがいを感じられることを探して、それを仕事にして生きていきたい!」

 

会社のため、自分のため、家族のため、

私にとってもっとやりがいを感じられることを探すことが重要だ、と考えるようになりました。

 

 

✔️では何ならやりがいを感じられるのか?

 

 

私の中には基礎がもっと深掘りできたら仕事がもっと楽しいのに・・・という思いと

大学院時代に夢中になった研究が楽しかったなあ・・・という思いがありました。

そこで

「大学院時代の研究分野関連の研究が盛んに行われている研究所にJoinする方法」を

休職期間を利用して調べました。

 

①研究室のホームページ訪問

  ・学生時代に読んでいた論文やグーグルでの検索を手掛かりに、

   興味がありそうな研究室をピックアップしました。

 

②実際の研究室訪問

  ・最終的には5件行きました

  ・訪問先に自分の状況を伝えて、お薦めの研究室を聞いたりもしました

(詳しいことは研究室訪問の記事に記載します)

 

③再受験

 ・最終的には1大学院のみ受験しました。

 ・受験の頃には休職から復帰していました。

(詳しいことは受験対策の記事に記載します)

 

 

これらのプロセスの中で自分の気持ちを何度も確認し、意思を固めていきました。

(実際に脱サラ→大学院に入る上での現実問題なんかも別記事にまとめます)

そしてなんとか一発で大学院に合格でき、大学院生となった今に至ります。