社会人の研究室訪問! メールから受験まで

こんにちは、ゆみです。

今回の記事では、社会人が再受験するにあたって研究室訪問を行った記録です。

 

①メールでアポイントを取ろう

②実際に研究室を訪問しよう

③研究室訪問時に教務でしておきたいこと

④受験する意思を伝えよう

 

①メールでアポイントを取ろう

研究室のホームページを訪問するなどして、興味がある研究室が決まれば実際に訪問します。

そのアポイントはメールで取りましょう。

基本的には大学在籍時の研究室訪問とメールの内容は同じで良いです。

 

以下に私が訪問時に送ったメールに近いものを記します。

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タイトル:研究室訪問のお願い

メール本文:

突然のメールで失礼いたします。○○株式会社のゆみと申します。

現在サラリーマンとして会社に勤務しておりますが、

▼▼年より博士課程での大学院再入学を検討している者です。

 

貴研究室のホームページを拝見し、〜〜に興味を持ちました。

一度研究についてのより詳しいお話を伺いたく、研究室訪問の機会を頂けないでしょうか。

 

以下にアポイントの候補日を記しますので、お忙しいとは存じますが、

ご対応可能な日程をご教示いただけますと幸いです。

第一希望: X月XX日 13:00〜

第二希望:

第三希望:

 

よろしくお願いいたします。

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<POINT>

・自分の立場、何年にどの課程で入学したいかを端的に伝える

・研究室訪問の日程を3候補程度挙げ、予定を伺う

<+α>

・具体的に伺いたいことが決まっている場合は、メールに記しておく

 

 

②実際に研究室を見学しよう

研究室見学ですが、私はいつも

  • オフィスカジュアルな服装(冬だったので、ジャケット着用)
  • 名刺持参
  • お菓子が10個〜20個入ったお土産

で訪問していました。

名刺交換を最初にし、訪問終了時に紙袋から出したお菓子をお渡ししていました。

 

研究室見学では、メールに記載した内容とも少し重複しますが、

「自己紹介(自分がどういう人間か?これまでの研究、現在の業務)」

「訪問の目的(なぜ研究室を訪問したか?)」

をまず聞かれますので、頭の中で整理しておくと良いかもしれません。

先生は忙しい時間を割いてくださっているので、質問も事前にリスト化しておくと

スムースに話せて良いと思います。

 

緊張すべき場面ではないので、ほどほどにリラックスしてのぞめばOKです。

 

 

③研究室訪問時に教務でしておきたいこと

 

研究室によっては、過去問を印刷させてくれたりするのですが、

大学の教務で過去問を借りて印刷する場合や、

大学の教務に過去問の写しを請求する場合があります。

また、受験の出願が近づいている場合、教務で願書の配布を行っています。

 

社会人ともなると何度も仕事を休んで大学に行くことは大変だと思いますので、

事前に過去問や願書について調べておき、

寄れるものならついでに教務で用事を済ませておきましょう。

 

 

④受験する意思を伝えよう

受験をすると決めた場合、願書での出願をすることはもちろんですが、

訪問時お世話になった先生にもメールで受験の意思を伝えましょう。

 

受け入れ人数や最終合格者の決定は教授会で行われる大学が多いと思いますので、

事前に連絡をしておくと安心、だそうです。

 

 

以上、社会人だった私が研究室訪問を行った際の流れの記録でした。

メーカー勤務サラリーマン → 大学院再受験

こんにちは、ゆみです。

本記事ではメーカー勤務だった私が大学院を再受験するまでの記録をつけたいと思います。

 

 

✔️メーカーでの仕事

 

私は大学院(修士)卒業以来、食品メーカーで研究職として勤務していました。

修士の研究とメーカーでの研究内容は全く関係ありませんでしたが、

会社も研究室と同じく牧歌的な雰囲気でとても楽しく仕事をしていました。

三年目を迎えた頃、裁量権も大きくなってきた仕事に目立った不満はありませんでしたが、

やはりビジネスになる研究なので、基礎まで深く掘り込めない・・・という点で

理系研究者としてはもやもやすることが増えていました。

「ほどほどに楽しい毎日で安定もしてるけど、これでいいのかなあ・・・」

 

 

✔️立ち止まって人生を考えるきっかけ

 

そんな三年目のあるとき、私は家族と友人を立て続けに喪いました。

そのショックで体調を崩し、会社を休職しました。

 

休職中、色々と考える中で、大切な人のお見舞いにも限られた回数しか行けず、

死に目にも会えなかったことの原因である

「仕事の都合」という言葉に自分の中で折り合いがついていないことに気づきました。

 

今の仕事も嫌でないけれど、もっとやりがいを感じることを仕事にしなければ、

私は誰かが亡くなるたびに同じショックを繰り返すかもしれないと思ったのです。

 

「もっとやりがいを感じられることを探して、それを仕事にして生きていきたい!」

 

会社のため、自分のため、家族のため、

私にとってもっとやりがいを感じられることを探すことが重要だ、と考えるようになりました。

 

 

✔️では何ならやりがいを感じられるのか?

 

 

私の中には基礎がもっと深掘りできたら仕事がもっと楽しいのに・・・という思いと

大学院時代に夢中になった研究が楽しかったなあ・・・という思いがありました。

そこで

「大学院時代の研究分野関連の研究が盛んに行われている研究所にJoinする方法」を

休職期間を利用して調べました。

 

①研究室のホームページ訪問

  ・学生時代に読んでいた論文やグーグルでの検索を手掛かりに、

   興味がありそうな研究室をピックアップしました。

 

②実際の研究室訪問

  ・最終的には5件行きました

  ・訪問先に自分の状況を伝えて、お薦めの研究室を聞いたりもしました

(詳しいことは研究室訪問の記事に記載します)

 

③再受験

 ・最終的には1大学院のみ受験しました。

 ・受験の頃には休職から復帰していました。

(詳しいことは受験対策の記事に記載します)

 

 

これらのプロセスの中で自分の気持ちを何度も確認し、意思を固めていきました。

(実際に脱サラ→大学院に入る上での現実問題なんかも別記事にまとめます)

そしてなんとか一発で大学院に合格でき、大学院生となった今に至ります。

今思っていること

私にはどこか考えすぎるきらいがある。

一方で自分の行動に、後から理由が分からなくなることもある。

 

2019年、うつ病になったことをきっかけに

手帳やワードに行動、気持ちや思考の記録をつけ始めた。

自分のPCや携帯の中で温まっていたそれらであるが、

どうせ記録をつけるならブログに書いてもいいかと思った。

自分も検索しやすいし、誰かの役に立つこともあるかもしれない。

 

以下のようなことを書いていけたらと思っている。

・資格の話

 危険物甲種、公害防止水質、食品表示診断士、食品衛生責任者

 食生活アドバイザー、惣菜管理士あたりを持っている。

・ペットの話

 チンチラ(ネズミ)を飼っている。

うつ病の話

 一人暮らしのうつ病〜診察〜休職〜復職まで。

 体験しないとわからないことが心身、制度ともに多くあった。

・自由研究

 ジャンルに偏りがあるが勉強が好きなので気が向いたらまとめる。